ニューロン新生の分子基盤と精神機能への影響の解明 CREST 「脳と学習」領域 大隅プロジェクト

第28回 日本神経科学大会

2005年7月26日に第28回日本神経科学大会においてメンバーの真鍋俊也博士がシンポジウム「神経回路の形成、発達、機能発現」を開催しました。

趣旨:
パシフィコ横浜で開かれた第28回日本神経科学学会において、メンバーの真鍋俊也が金沢大学(現・大阪大学)の狩野方伸教授とともに、「神経回路の形成、発達、機能発現」というテーマでシンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは、現在進行中の文部科学省・特定領域研究「統合脳」の第3領域である「神経回路」の概要を会員の方々に知っていただくことも期待し、この領域の各分野の代表的な研究者に講演していただきました。タイトルにもあるように、このシンポジウムでは、神経回路が出来上がる過程から、それが発達に伴ってどのように修飾されるか、さらには、完成した神経回路がどのように機能するか、までを網羅的に理解してもらうことを趣旨としました。講演者は、神経発生学、神経解剖学、神経生理学といった異なった専門分野の方からなり、このような広い領域のお話をひとつのシンポジウムでまとめて聞くことができ、特に若手の研究者には「神経回路」の全般を概観してもらえるよい機会になったのではないかと自負しています。

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