世界脳週間2005 「脳の科学と医学」
ほのかに沁み入る春の香り、私たちは感じ、考え、そして思う。何が、どのように、どうやって?
何=脳
では、脳がどのように、どうやって感じ、考え、思うのでしょうか?「脳の世紀」と謳われている21世紀、世界中の多くの研究者の挑戦により、徐々にではありますが、確実にそのシステムが明らかにされつつあります。このような脳のしくみや働きを多くの人に理解してもらうために、世界各地で「世界脳週間 Brain Awareness Week」というイベントが開かれています。仙台では7年前より東北大学医学部の脳研究者による「脳の科学と医学」という講演会を開催しています。今年は3月17日に宮城県仙台第二高等学校において1,2年生とその父兄および教諭、約700名を対象として講演を行いました。大隅による「脳のなりたち」というイントロダクションの後、曽良一郎先生により「こころの病と脳内神経伝達物質」、森悦郎先生により「大脳と人間の意志」というお話が為されました。質問コーナーでは新鮮な質問がたくさん出されました。こうしたイベントの開催により、多くの方々がサイエンスを身近に感じてもらえるようになればと思いました。もちろん私の脳により。
パンフレットは以下からダウンロードできます。
世界脳週間2005パンフレット ( PDF file, 2.5MB)
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